17名を乗せ、出発です。前座席の人々の心は、明朝の十和田湖に胸をおどらせ、後ろ座席の人々は、これから始める洋酒に酔いどれて… 十和田湖の大きな湖面を前にし、朝の新鮮な空気を、思いっきりすうことが出来ました。 |
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湖畔にて記念写真後、思い思いに流れて酔いしれる3時間、奥入瀬に留まる人々、湖めぐりを楽しむ人々。美しい色艶やかな木々に別れを告げ、バスは、久慈に向けて出発です。 3時間バスに揺られ、やっとホテルに到着すると、京さんが出迎えてくれました。ホテルで1時間休憩し、大森画伯のもとへ。 |
夕日を背に17名は、アンバ−ホールに着きました。久慈の町に浮かびあがる幻想的な建物のガラスに、色濃く染まる夕陽色に心奪われて… 画伯の絵が、不思議といつもとちがう絵に見えて新鮮に感じられたのは、きっと、画伯の故郷に訪れたせいでしょうか。 会場がホテルに移り、画伯の受賞を祝う会が始まると、さらに人の輪は大きくなり、画伯を思う気持ちが、会場を温かくします。画伯に惚れこんだ、沢山の久慈の方々に、直接お会いすることが出来て、本当に来て良かったと思いました。 |
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心のこもったご祝辞、先生の挨拶、マジック、歌と、 楽しい時間は、あっという間に過ぎ…それぞれ酔いしれ、離れるのが寂しくもっと酔いしれたい方々は、 2次会へ流れ、静かに酔いしれたい方々は、部屋へ戻りました。2次会は?(勝手に想像願います。あしからず) |
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26日朝、8時にホテルを出発。18名となり、ホテルの玄関で大森夫妻に見送られ、陸中海岸へ向います。自然の脅威に、ただびっくりするばかりです。地球は丸い、至福の時を身に受け、景色に見とれてしまいます。 |
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トンネルをぬけるとそこは、紅葉に彩られた別世界…風が吹き、落ち葉がおどり、陽が、葉を 金色に変えて、陽にすける、山々の贈り物。 そして、それは、昨日見た画伯の絵の中に入ってしまった錯覚のような、不思議な体験でした。 |
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18名の脳裏に自然の雄大さが、焼きついたことでしょう。平庭高原の白樺の木々は、幻想的で、妖精が住んでいても、おかしくない所でした。今回のツアーは、笑いあり、感動あり、酔いしれて…楽しい旅となり、とても良い企画だったと、私は思っています。 皆様は、いかがでしたか? ハードな2泊2日? お疲れ様でした。 18名、それぞれの大森良三画伯への想いの、もとはいっしょ。これからも、画伯の絵を満喫しましょう。 2003年11月 松下純子 記 |
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十和田湖畔にて |